ここでは特に、住宅の建設についての流れを紹介します。
 
 
このホームページを見たり、竣工した建物を見て興味を持ったり、友人・知人の紹介で知ったり・・・この設計事務所が気になったら、電話・メールなどお気軽にご連絡ください。  
 
 

家族のこと、今お住まいの家のこと、お仕事のこと、そして どのような建物を建てたいのか・・・皆様の話を伺います。建物とは 皆様のお考えが如実に表現される大きな作品なのです。どうか 皆様の本音をお聞かせください。
そして 私達の仕事がどういうものかを十分知って頂きます。
お互いを理解できたところで、本格的な設計業務に入ります。

 
  設計監理業務の仮契約(基本設計終了までの契約 出来形契約)
 
 
実際にその敷地に立ち、土地の様子を調査します。
方位・敷地の高低・眺望・日当り・ロケーションなど敷地を把握します。
敷地測量図があればそれを基に作業を進め、ない場合は測量を行います。
 
 
   
希望する建物の内容、考え方、条件、工事予算などと 建築する敷地や法規の条件を合わせて、皆様の望む建物を図面やパースなどに表していきます。そして 納得・満足のいくまで何回も打ち合わせを行います。
そして 平面図・立面図などの基本図及び概算工事費を決定します。
建物を作る過程でこの打合せや基本設計が一番重要な部分になり、この過程が建築の全てを決定すると言っても過言ではありません。
  設計監理業務の本契約(設計監理業務の1/3支払い)
 
   
基本設計が決定した段階で、実際に工事をするために必要な図面の作成を行います。この時 細部にわたって打ち合わせを重ね、皆様の希望する建物へと具体化していきます。設計図の密度が高いほど より細かい見積りが行うことができ、良い施工につながります。
また、同時に官公庁への確認申請(建築確認申請やそれに伴う申請)やフラット35などの申請手続きも行います。
  実施設計終了(設計監理業務の1/3支払い)
 
     
1. もともと皆様と付き合いのある施工者への特命選定
2. 1の施工者及び他の施工者(工事実績があり信頼のおける施工者を設計事務所が推薦)と合わせて2〜3社による競争見積入札により1社に選定
施工者の選定には おおむね この2通りがあります。2の方が一般的に適正工事価格に近く良いと思われます。 施工者から提出される見積書は、詳細で専門的なため、一般の人ではその内容を正確に理解できる人はいないでしょう。提出された工事見積書が適正価格であるかどうかをチェックし、予算内で納まるよう各施工者と調整の上、1社に選定します。また 場合によっては予算オーバーのため、一部設計変更の必要性も出てきます。
施工者が決定すると、工事費の支払い時期、回数、金額を調整し、設計事務所立ち会いの上で契約書を交わします。
 
工事請負契約(請負金の1/3支払い)
 
 
工事中は、設計図及び仕様書通りの施工かどうかなど、皆様の代理人として工事内容を確認し、必要に応じ施工者へ手直し等の指示を行います。また、各仕上げ使用材料や設備機器・照明器具等の色・仕様等を皆様と最終打ち合わせの上、施工者へ指示します。
さらに、図面の段階では把握しにくかった部分も、建物がある程度できあがると見えてきます。この時 皆様から変更の要望がでた場合、納まりや工事費の調整を行い、施工者へ指示します。
 
 
  中間払い(請負金の1/3支払い)
 
   
建物が完成した時点で、官公庁の検査及び設計事務所の最終検査を行います。その後 施主の検査を設計事務所・施工者立ち会いの上で行い検査及び手直しがすべて完了した後、皆様へ正式に引き渡しを行います。引き渡し時には、下記の書類等をファイルにてお渡しします。
  引渡し書、 鍵、 緊急時の連絡先一覧表
  機器に付属する備品類、 保証書、各機器の取り扱い説明書
  建物の維持管理に関する資料
 
竣工(請負金の1/3支払い、設計監理業務の1/3支払い)
   
工事及び設計監理契約書によれば瑕疵担保期間は、木造で1年間(鉄骨及びRC造で2年間)となっています。建物の不備の原因が工事の施工または設計監理に起因している場合は、無償で補修するというものです。入居一年目頃、設計事務所と施工者において建物の検査及び皆様からヒヤリングを行います。主に漏水、クラック、使用材料のふくれ・そり・剥がれ、建具の開閉状況、機器の操作等が対象になります。もし不備な個所があれば、対応方法を検討し、早急に補修するよう施工者へ指示します。もちろん、入居後いつでも不備な個所があれば対応いたします。
竣工後10年程度経過すると、建物も外壁・屋根・設備機器等、少しずつ痛んできます。また、家族構成やライフスタイルも変化し、増築・改築・模様替え等の必要性も出てきます。これらに対しても適切なメンテナンスのアドバイスをし、いつまでも皆様とともに建物を見守っていきます。
 
      ※ これは設計監理業務の流れの一例であり、上記に依らない場合があります。

 

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